パリの食事のことを書いておきたいと思います。
今回ははじめて一人旅ではなかったので食事は楽しかった。旅で一緒に食べる人がいるというのは、とてもしあわせなことですね。

パリ初日の夜。外には行かずに、ボン・マルシェ、モノプリでお惣菜とワインを買ってきてホテルの部屋で食べました。
ワインはボン・マルシェで日本には入っていないシャンパンをとお願いし、お店の方に選んでもらいました。キリンが書かれたボックスに入ったワインです。

オルセー美術館は予定よりも時間がかかりました。はじめは他のお店で食べる予定でしたが、レストランの豪華さに惹かれた私のリクエストで、急きょランチはオルセーで食べることに。

レストラン・ミュゼ・ドルセー(Restaurant Musee d'Orsay)。オルセー美術館がオルセー駅として建設された1900年当時、併設されたホテルのダイニングだった場所なのだそうです。道理で、天井画、内装、シャンデリア、豪華なはずです。

オルセー美術館には他に2つカフェがありますが、ここが一番雰囲気があります。値段はそれなりにしますけど、この豪華な空間の食事はとても優雅な気分にしてくれました。

オルセー美術館に行ったのは旅の二日目。この日の夜はムール貝を食べにレオン・ド・ブリュッセル(Leon de Bruxelles)へ。前回のパリでも行った、ムール貝の専門店です。山盛りのムール貝の付け合わせはフレンチフライ。ドリンクはもちろんベルギービール。鉄板の組合せです。

観覧車に乗ったコンコルド広場ではホットドックとホットワインのランチを。パリのホットドックのパンは当然バゲットです。ウインナーをはさみ、とろけるチーズを入れてチンして、もうそれだけで美味しい。そして、スパイスが効いたホットワインは体を温めてくれました。

パンテオン近くのビストロで食事をして、部屋に戻ってから友達と飲んだ赤のサンテミリオン。サンテミリオンが10ユーロ代で変えてしまう。なんて素敵なのでしょう。

友達が戻るのを待つ間、お部屋でカフェタイム。ポワラーヌで買ってきたクッキーとカフェを。クッキーはバター、小麦粉、卵、砂糖の素朴なお味。サクサクといただけてしまいました。

サンルイ島散策途中、ランチで入ったガレット屋さん。昼、夜の食事、すべてワインと一緒に。白を頼んだらサンセールでした。このサンセールが美味しいことったら。当然、おかわりしました。

食事のセットは、ほとんどのお店が、エントリー(前菜)+メインディッシュかメインディッシュ+デザートの組合せになっています。ほぼエントリー+メインディッシュを選んでいました。エントリーで多いのはスープ。冷えた体が温まります。

それなのに、ベルティヨンの前を通るとどうしてもアイスクリームを買ってしまうのです。ピスタチオをチョイスしました。寒いのに、なんでわざわざ冷たいアイスクリームを食べるのでしょう?

2015年になり、モンマルトルのビストロで食べたランチ。やっぱりエントリーはスープです。メインディッシュはチキンにしました。パリでチキンはほぼハズレがありません。添えられているフレンチフライも美味しいです。

1月1日の夜は、年末にサンルイ島のブーランジェリーで買っておいたパイとチーズ、そして同じく買っておいたラングドックの赤ワインを。このワイン、白は日本で飲んだことがありましたが、赤は見かけていません。美味しかった。

パリにもビオは浸透しています。このお店はバック通りにあるビオのお店。カジュアルで居心地がいいお店でした。またしても、スープを飲んでいる。。

柔らかいワッフルと甘〜いバニラクリームで人気のMEERT。6個セットをお土産として持ち帰りました。

パリで一番好きなショコラティエと言っても過言ではない、CHAPON。2009年のパリでドームというショコラを食べて以来の大ファンです。

滞在中に2回も通ってしまいました。日本に進出してくれることを願って止みません。

冬の味覚の生牡蠣をいただきました。合わせたワインはやっぱりシャブリ。生牡蠣美味しいです。他にも、ムール貝、海老、カニなど。美味しかったけどお金も使いました。。。

お店に行く途中で通ったルーブル美術館にガラスのピラミッド。パリに来た頃は半月にもなっていなかったのですが、年が改まって帰る頃には満月に近くなっていました。

パリで最後の夜に夜ごはんを食べたda rosa。

生ハムが人気です。これでもかというくらい生ハムをいただきました。生ハムを入れたリゾットもおいしかった。次のパリでも絶対来ようと思いました。
美味しいものを食べて、ワインを飲んだわりには、なんか痩せて帰ってきました。歩き回ったからですかね。今回のパリではあまりデザートを食べる機会がありませんでした。日が短いので3度の食事をして歩き回ると、ゆっくりティータイムして、という時間が残念ながら取れなかったのです。
短い滞在で何を食べるのかは、旅行者にとってはよーく考えなければならないこと。次のパリではどんな美味しいものが食べられるのか、どんな美味しいワインに出会えるか、今から楽しみです。
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