2009.10.04

村上・瀬波温泉へ

先週の金曜、土曜の一泊二日、家族旅行で新潟県の瀬波温泉に行ってきた。母の喜寿のお祝いを、78歳になってしまう1ヶ月前にぎりぎりで実現することができた。

行き先は瀬波温泉の宿・汐美荘。この宿は、日経プラス1「夕日が美しい宿」のナンバー1に選ばれたことがある。私もそれを読んでいて、機会があれば泊まってみたいと思っていた。母のお祝いでどこに行こうか考えていた時に思い出し、宿泊を決めた。

予約したときもその後も、私が思うのは日本海に沈む美しい夕日。それなのに。。。

金曜日は、日本全国ほどんどが雨。実家から車で、東北道、磐越道を通り、約6時間。高速は雨あしが強く前が見づらい。中条ICで高速を降り海岸線を村上に向けて北上する間も、どんよりとした雨空から間断なく雨が降ってくる。前日の夜の天気予報で天気が悪いことは覚悟していたけれど、こんなに降らなくてもいいじゃない。

案内された宿の部屋はオーシャンフロントで、眼前には日本海が広がるという素晴らしい立地。しかし、そこに広がるのは雨に煙り水平線もわからないほどに垂れ込めた雲。日本海は景色の全てが霞んでいた。

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これが晴れた日ならば、素晴らしい落日を見ることができただろうに。海の向こうには粟島、そして、佐渡島も見られただろうに。それがまったく見えない。。。夕日を見るための海辺の特等席にも人がいない。

せっかくの母のお祝いなのに、家族旅行なのにな。。。夕日が美しい宿で夕日が見られないなんて、残念でしかたない。

翌日は新潟から福島を通って実家に帰ったのだけど、福島を過ぎる頃には青空が見えてきた。まったくもう、なんてことなのかしら。神様はいじわるだ。

けれども、汐美荘も瀬波温泉もいいところだった。例えば、温泉に行ってスリッパを脱ぐ時、自分のものの目印のクリップを渡してくれる。部屋にはかわいらしい裁縫箱が置いてあるなど、女性に嬉しい心配りがされている。

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温泉は、女性には大浴場、2つの露天風呂の3つ。男性にも大浴場、露天風呂などが用意されている。いずれも、日本海を見ながら温泉を楽しむことができる。こちらの湯、若干の硫黄臭はするがあまり気にならない。肌がすべすべになる。そして何よりも、浸かっていると、なんというかお湯からパワーがもらえる感じがする。だから、湯上がり後、少しするとお湯からもらったパワーがどんどん体に広がりすごく発汗する。体全体が芯から温まる。いいお湯だと思う。

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お料理は普通のコースだったので、この時期の日本海の海の幸・のど黒や松葉蟹、ブランド牛・村上牛などを食すことはできなかったが、それでも刺身も煮物もおいしくいただくことができた。米どころ新潟の地酒を飲むことができたし。朝食のバイキングも種類が多く、母も兄も大変満足していた。

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翌日の朝は、雨が上がっていたので帰る前に村上の寺町を歩いた。黒塀の落ち着いた建物が雨に濡れてよりしっとりした雰囲気。また、こちらは既に落葉樹が色づきはじめていた。

せっかくの家族旅行なのにお天気が悪くてがっかりしたものの、ドライブの車の中、夕食時、寝るまでの間、久しぶりに家族でたくさん話をすることができた。月並みだけど、これからも母には健康で長生きして欲しいと思う。そして私は、次は、今日はお天気がいいから行っちゃおうかと、ぶらりとまたこの宿を訪れて夕日を見たいと思っている。

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2009.09.23

開国博Y150

横浜に遊びに行く機会があり、夜、Y150に行った。

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お目当ては、La Machine。機械仕掛けの巨大クモ。オープニング当初から見てみたいと思っていて、ギリギリ間に合った。お台場でガンダムを見た時にもそうだったけれど、よくもまぁ、こんなものを作るもんだと思った。でも、大の大人が真剣に作るから、大の大人が喜んで見みちゃう。

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操縦する人たち(パイロットというらしい)は、かなり高いところに持ち上げられるのだけど、それが楽しそうで、高いところが大好きな私は、自分で操縦したいと思ってしまった。

で、このLa Machine、動いている間は道路舗装工事のような騒音だった。ちょうど足の部分が地面に付く時の音が、まさに道路舗装でアスファルトを平らにする機械の音。一緒に見ていた友人は、トラクターの音とも言っていた。

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エコをテーマにした「アースバルーン」。暗闇に浮かび上がる青い地球が美しい。5分間のショーのおしまいには、童謡「ふるさと」が流れて、見ながら口ずさみながら、じーんとなってしまった。

画像では、インターコンチの上に留っているように見えるけど、そうではないので念のため。。。

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帰りは、ライトアップされた赤煉瓦倉庫の前をとおり、みなとみらいの夜の散歩をしながら帰った。横浜の夜も、東京に負けず劣らず美しい。やはり、水と灯りの組合せは最強なのです。

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2009.07.14

八重山で、またお会いしましょう

八重山から帰って書きはじめた旅の紀行もこれでおしまい。東京に戻ったのが7月1日だから、帰ってから2週間近く経つということか。。。梅雨明けした八重山から梅雨まっただ中の東京に戻り、いいお天気が続いていた東京は、今日梅雨明けした。

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西表島で迎える最後の朝。いつものようにマヤグスクリゾートから月が浜に朝の散歩に降りて行く。歩き慣れてまわりを注意深く見られるようになった。夜のうちにクモが作った巣、くるんとした名も知らぬ植物。ここでは、すぐそばに自然がある。

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朝ごはんを食べ終え、この日も何も予定がなかった私たちは、宿の方からまたまた新しい散歩道を教えてもらい、はりきって出かけた。

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教えられた道を歩いて行く。新しくできたHookというカフェ。お昼ごはんをここで食べようと思っていたのだが、、、なんとこの日はお休み。よーく見ると看板に水曜日はお休みと書かれていたのに、気づかなかった。まったく。。。残念だったので、とりあえず”あなたに見せたい景色がある”というキャッチコピーの海を。高台から見た昼間の海はとてもキレイだった。

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Hookを通り過ぎ、だだっ広い荒野を抜け、教えられた道を海に向かってさらに歩く。一緒に歩いていた友人が、「ドクターコトー」の景色と言っていたが、未見の私にはわからない。けれど、よくもまぁ、こんなところまで来たもんだ。。。

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人も住まなくなり、荒れ果て朽ちた琉球屋根の建物が眼前に立っている。その上を雲が流れ、風が野を渡り、草がさわさわ鳴っている。

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この道でいいのか?しっかりと踏みしめて歩いて行く。

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正しいと信じ、少しずつ降りて行く。眼下に砂浜が見えたが、飛び降りないとだめみたい。でも、飛び降りて果たして帰るのに上れるのか?

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窪みに足をかければなんとか上がれると判断して、ジャンプして飛び降りる。砂浜の前に波が削った洞窟があり、そこに座って海を眺める。

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洞窟の中から見た海。なんだか、冒険した子供の夏休み気分だ。

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タイトル「さようなら」

海を眺め、写真を撮るだけなのに、1時間はあっという間に過ぎた。飛び降りた崖をのぼり、風景を名残惜しみながら、来た道を宿に戻り、オーナーに港まで送ってもらった。素敵な夏休み、お世話になりました。

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オーナーおすすめ、港の近くの「たまご」というお店でお昼ごはんを食べた。八重山そばとゴーヤージュース。ゴーヤージュースは頼んでからゴーヤーをすりおろして作ってくれる。星砂の浜で飲んだジュースよりも格段おいしかった。

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帰りの西表島の港もお天気。どうして八重山の港はみんな、バスクリンのような色なんだろう。この後、船に乗ること40分。石垣港に着いた。

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今回の旅のおしまいもPUFF PUFFで。海に面したテーブルに座り、飛行機の時間まで海を眺めながら旅を振り返る。

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このお店は石垣空港を飛び立った飛行機の通り道。海を見ながら、いくつもの飛行機を見送った。当初の予定では、先に帰る予定だった友人が乗るはずだった飛行機も。。。

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午後6時過ぎに石垣空港を離陸し、竹富島、宮古島を機上から見下ろす。夕方のフライトは夕日がキレイだ。ミッキーマウスの行進のような雲を眺め、少しずつ暗くなっていく空を眺め、9時過ぎに羽田に着いた。

さて、今回の旅でも西表島で新たな宿題が。メラマウ・ビーチ・ツアー、次回はトローリング。釣った魚で無人島バーベキュー。また来年、今から胸が高鳴るのだわ。

おしまい。

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2009.07.13

西表島、ゆんたくの夜

シンデレラタイムが終わっても、八重山最後の夜はまだまだ終わらない。

宿に戻り再び出かける準備をして、晩ごはんを食べにKITCHEN inabaに出かけた。このお店、昨年にも行く予定にしていたのだが、予定が変わったらしくてお休みだった。いわばKITCHEN inabaも昨年やり残した宿題のひとつ。

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中は思っていたよりもモダンな内装。よくある西表島の食事処のようなイメージだったのだが。請福酒造をはじめとした泡盛や、ワインボトルまで置かれている。客層も、Tシャツのお客さんよりも身なりがしっかりした大人が多い。高級リゾートホテル、ニラカナイのすぐ近くにあるから、そこのお客さんが多いのかも。

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西表島の食材を活かした料理が多い。グルクンの唐揚げ、パパイヤチャンプルー、島野菜と島豆腐の蒸し煮、そしてガザミ汁(おにぎり付き)を注文。グルクンは骨まで食べられるくらいカラリと揚げてある。パパイヤチャンプルーは大根のような食感。蒸した島野菜は甘く、ガザミ汁はカニのお出汁が出たお味噌汁、ほっとする。

8時からは、このお店の名物、三線の演奏があった。お店のご主人だろうか、カウンターの中で八重山民謡や涙そうそうなどを歌ってくれた。

食事を終え、お店の方に宿まで送ってもらった。帰り道、暗い道路を走っている時に、この道は夜にはハブが出ると教わった。灯りもない道だから夜には歩きたくもないが、この話を聞いて絶対夜は歩かないと決めた。

いつもならばこれで部屋にひきこもり、星空を眺めていたのだが、この夜は違った。

それは、ゆんたくのご招待。たまたま食堂室のドアを開けたのがはじまり。そこでは、宿のオーナーと担当の方、もう一部屋に宿泊しているご夫婦が、ワインを飲み、つまみを食べながら、和気あいあいとテーブルの上で何かをしている。

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みんながしていたのは折り紙。七夕飾りを作っていた。当然、私たちもそこに加わった。金、銀、さまざまな色、和風柄の折り紙で、鶴、星、宝箱など作った。はじめは鶴の折り方さえも忘れていた。簡単な箱だって折れないが、少しずつ記憶を辿り作り始める。お手本が付いていたので、それを見ながら私は吹き流しを作った。折り紙6枚使った力作!

折り紙をしながら会話もはずむ。ご夫婦とお話したら彼らも東京出身。ローカルな話が続く。ゆんたく参加で、これで私たちも常連の仲間入り?

そして、七夕飾りも増え華やかになり、夜の12時に部屋に引き上げた。その後は、テラスラナイでこの旅の最後の星空を眺めた。

濃い一日だった。

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翌朝、七夕の笹を見上げると、朝の光の中でたくさんの飾りや願い事を書いた短冊が揺れていた。

願い事は叶うだろうか。。。

最終日に続く。

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2009.07.12

西表島、やり残した宿題(後編)

宿題の後半はマングローブ探検から。

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昨年は行けなかった西表島のマングローブ。はじめての西表で、ここを(この川ではないが)カヌーで遡った。頭の中では、インディージョーンズやジュラシックパークの音楽が鳴り止まない。汽水域を過ぎ、名も知らない川をボートはゆっくりと遡る。

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しばらく川を遡ると、突き当たりの滝に出た。滝の音と虫(セミ?)の鳴き声。そんな音に癒され、國井さんと私たちはまったりとした時間を過ごす。ゆっくりとした島時間が流れて行く。。。

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どのくらい経っただろうか、ボートは滝を後にして来た川を戻って行く。

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よーく見ると、子供の木がツンツンと湿地から突き出ている。頑張って大きくなるんだよ。

でもこんな小木にも、緑の葉の中に黄色い葉がある。彼らは地中の根から吸い上げた塩分を決められた葉に集めて捨ていて、その塩分のために枯れて黄色くなるらしい。DNAで決められた犠牲の一枚。

マングローブを後にして、お腹もすいて、さぁ、お楽しみのランチの時間。

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人のいない小さな砂浜にボートで乗りつける。西表島には似たような砂浜がたくさんあるが、船で乗りつけられる、木陰がある、満潮干潮の時間などのいくつかの条件が揃わないといけない。國井さんはそんな砂浜をいくつか知っていて、ここもそのひとつなのだそうだ。

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贅沢な時間を過ごした。

何もない砂浜に、ランチの準備が整っていく。木陰に、テーブルやデッキチェアを並べ、あたたかいお料理を用意してくれる。

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デッキチェアで海を見ていると、次々とお料理が出てくる。まずは、オリオンビールで乾杯。西表島産もずくとゴーヤーのサラダ、紫芋の冷たいスープ、タコライス、そしてデザートにチョコレートケーキ。アイスコーヒーとアイスのアールグレーも用意してくれた。

西表島産のもずくは、都内で見るものよりも太くて歯ごたえがあり、水っぽくない。冷たい紅芋スープは甘くてコクがある。メラマウオリジナルのタコライスは、トマトペーストと香辛料がなかなか。どれもこれも本当に美味しかった。

そうそう、前編で書いた國井さんが探していたものがここにある。わかるかしら?見た目はちょっとだったが、コリコリして美味しかった。

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シュノーケルを2本した後、とてもお腹が空いていたのでさらに美味しく感じる。西表島の海と空と山を前に、友人とおしゃべりをしながらこんなに美味しい料理を食べられるなんて、本当に贅沢だ。

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食事をしている間に陽が傾き、海辺に影をつくりはじめた。食事を終え少しお休みして、私たちは再び海に出た。

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ジリジリとした西日を受け、3本目のシュノーケルポイントに向かう。

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そしてここで、ニモことカクレクマノミに出会った。やっとお目にかかれたのだけれど、出会いはあっけなかった。まず、海に入ってすぐにカクレクマノミの仲間に出会った。そして、ばらくしてカクレクマノミを見つけた。イソギンチャクの中でちょこちょこと動き回る様は、やはりかわいい。

船長さんがカクレクマノミの模様をあるものに似ていると教えてくれた。えー、と思いつつも同意して笑ってしまう。そんな見方もできる。自然は面白い。

ずっと泳いでいたかったけれど、帰る時間がやってきた。うながされて海からボートに上がる。私が欠かさずに見ている某番組風に言うと、
「ジカン二ハ、カギリガアリマス。」ということか。。。

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租内の港に戻ると車が迎えにきていた。時間を見ると午後5時半近く!一日お世話になった國井さんにお礼を言い、記念写真を撮り、車に乗り込む。ひんやりとした車内には、おしぼりと生絞りのパインジュースが用意されていた。それを飲みながら、宿に戻る車に中でこの日の出来事を思い出していた。

一日中遊んだ心地よい疲れ、宿題を終えた充実感。シンデレラタイムが終わった。

続く。

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2009.07.11

西表島、やり残した宿題(前編)

旅も後半になり4日目、西表島ステイ3日目。そしてこの日は、昨年の旅でやり残した宿題を果たす日。一年前からこの日を楽しみにしていた。

宿題とは、國井健二さんが主催するMellemau RESORT(メラマウリゾート)のメラマウ・ビーチ・ツアー。 一日一組限定のボートを貸切り、西表島を思いのままに過ごすプライベートツアー。費用はそれなりにかかるけれど、日本でこんなツアーに出会ったことがないし、希望を聞いてアレンジしてくれるということで、それだけの価値はあると思い、西表島行きを決めた時に申し込んでおいたのだった。いわば、この旅のメインイベント。

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2日目のマヤグスクリゾートの朝ごはんは和食。朝がゆが美味しい。今年はアーサーではなくてワカメのおかゆ。美味しくておかわり。デザートにはマチェドニア。しっかり食べて、さて、宿題をしにいこう。

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Mellemau RESORTの車がマヤグスクリゾートまでお迎え。車の車種は忘れたけれど、ガタイが大きいアメ車。中も広くて居心地がよい。船長さんの奥様が運転手。かわいらしい方。8月には第一子誕生とのこと。

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車は租内の港へ。港では、このボートと精悍に日焼けした若い船長さん(國井さん)が出迎えてくれた。一日、このボートと船長さんが、西表島の水先案内人。

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ボートは港を離れ、西表島の海を疾走する。強い風を受けて気持ちがいい。梅雨が明けた西表島の上には、夏!という感じの真っ青な空と雲が広がっている。

走らせる途中で、船長さんが西表島の説明をしてくれた。裸で過ごすおじいがいる島、横から見るとゴリラに似ていてゴリラ岩と呼ばれる崖。

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海の色と深さは比例する。真っ青な海上を走り、間もなくエメラルドグリーンの海域に出た。透明度が高くて海底が見えるよう。キラキラしていて本当にキレイだ。

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水着に着替え、ここでシュノーケル。船長さんが前を行き、海中でも書けるボードで出会った魚の名前を教えてくれる。真っ黒のビロードのような手触りのナマコを触らせてくれたりもした。

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サンゴの家にはたくさんの魚が住んでいる。ちゃんとテリトリーを持って、集団で暮らしている。私たちが邪魔をして編隊を壊しても、ちゃんと元通りになる。面白い。

食べられそうな魚、目で愛でるだけの魚。そのどちらも青、赤、黄色、、、鮮やかな色。

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國井さん。さてさて、何を探しているのでしょうか?答えはこの後編にて。

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それから二本目のシュノーケルスポットにボートで移動。網取という、西表島では有名なダイビングスポット。再び準備をして潜ると海水温が少し低い。

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海中を覗くと、眼下にはテーブルサンゴが広がっていた。なんて美しいのだろう。。。この美しさはどんな言葉を使っても伝えられないと思う。潜ってみないとわからない。

そしてそして、ここでウミガメに出会った。海の中をゆうゆうと泳ぐカメを見ると、のろまなカメなんて言葉は無縁。少しでもウミガメに近づきたくて頑張って泳いだけれど、追いつかない。負けました、ウミガメさん。

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ウミガメを見送った後で、ふたたびテーブルサンゴに戻り、色とりどりの魚たちを眺める。見飽きない。ずっと見ていたいと何度思ったことか。。。

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海からボートに上がり、次の場所へ。次はどこに向かうのか、、、お楽しみに。

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2009.07.10

西表島、遊びのあとで

炎天下、冒険ともいえる2時間近くのお散歩を終え、歩いた足を休め涼もうとたどりついた場所。

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白い螺旋階段が目に眩しい、なかゆくいというお店。なかゆくいとは、調べてみると、沖縄のことばで「ひとやすみ・なかやすみ」という意味らしい。私たちもひとやすみ。

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港から宿までの途中にあり、昨年はなかったお店。午後1時から5時までのオープンだから、開いている時間に合わせて行かなければならない。ドアを開けて中に入ると、天上が高い広々とした空間にナチュラル系のソファとチェアが置かれている。居心地がよさそうなお店。

私は自家製のジンジャエール。少し甘くて、ちゃんとショウガのお味がして、ショウガで少しからだが温まる。いやそれよりも、炎天下もお散歩を終えて店に入り、まずは出されたグラスのお水をがぶ飲み。西表のお水は本当に美味しくて、いくらでものめてしまう。

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なかゆくいで涼んで、宿に帰るべくお店を出た。バスに乗るべく道沿いの歩道を歩くと向かい側では、のんびりと草を食む牛たち。のんびりとした島の午後だ。

こちらのバスは、バス停でなくても手を上げればどこでも止まってくれると聞いた。それを実践してみると、本当だ、バス停でないのにちゃんと停止してくれた。こんなの都内では絶対に無理。

宿に戻り、シャワーを浴び、美しい日没が見られるお店に晩ごはんを食べに出かけた。

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ドリンクは、八重泉の梅酒。料理は、島らっきょう、枝豆、島豆腐と島野菜のサラダ、セーイカの刺身、ラフテー。島らっきょうは臭くなるけど美味しくてついつい食べてしまう。ラフテーはビーフシチューのような感じで、美味しくはあったが、やはりちゃんとしたラフテーが食べたかった。

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食事をしながら夕日を待っていると、雲の中に隠れた太陽が爆発するように光りを放っている。それがドラマチックでとても美しい。この日は、海に沈む太陽が見られるかと期待したのだが。。。

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海の上には見えないけれどやはり雲があったようで、これで精一杯。海に沈む夕日を見るのは、本当に難しい。とりあえず、瞬間見えた夕日を。

その後宿に戻り、前日と同じように、流れ星の数を競い、眠くなって眠りについた。たくさん歩いて、海を見て、充実した夏の日だった。

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2009.07.09

西表島、密かな散歩道

島の遊び方はたくさんある。西表島2日目は何も予定していない一日だったのに、結果的には忘れたがたく大切な思い出の一日となったのだった。

それは、友人が昨年偶然にたどりついた海の話からはじまった。宿の方と話をしていて、点と点がつながり、そして壮大なお散歩コースとなったのだった(意味不明につき、申し訳ございません)。

大切にしておきたい場所だから詳しく書けないけれど、これも西表島だ、という厳しくも素敵なお散歩道だったので画像中心に書いておきたい。

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スタート地点は、星砂の浜。竹富島で一緒になった写真家さんから、「西表島の星砂の浜は、シュノーケルで美しい魚が見られる」との情報を得て、竹富島滞在中から行こうと決めていた。午前11時、満潮時を見計らい、高台にあるペンション星の砂のダイビングショップでシュノーケルセット一式を借りて、シュノーケルスタート。

ビーチエントリーで海に入ると、海水はお湯状態。ぽかぽか温かく気持ちがよい。浅瀬は足湯のようだ。こんなところで泳いでいる魚たちが湯だってしまわないか、心配になるほど。

どんな魚がどこにいるか地図で教えてもらい潜ったのだが、指された場所にイソギンチャクとカクレクマノミはいなかった。頑張って探したけれど見つからずにがっかり。。。でも、他にブルーやイエローなどのいかにも熱帯な魚を見て、とりあえずは満足。

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正午過ぎに海から上がり、先のペンションに併設されたレストランでお昼ごはんを食べた。レストランの前のテラスから見る星砂の浜は、確かに石垣島の川平湾に似ていた。

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お昼ごはんはソーキそばとゴーヤスカッシュ。ゴーヤは青汁っぽいものを想像したのだけど、飲んでみるとゴーヤのにがさや青臭さはほとんとなく、さっぱりと飲むことができた。デザートには、ブルーシールの紅イモのアイスクリームを。

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そして炎天下、私たちのお散歩がスタート。

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散歩コースからは、遠くに鳩間島が見える。最近、最後の小学生と中学生が石垣島に転校したため、鳩間島の小中学校は在籍数がゼロになり、学校は休校になってしまったらしい。

ドラマ「瑠璃の島」で見ていた島は近くに見えるのに、なかなか行くことができない。鳩間島訪問、いつかは実現させたい。

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お散歩コースの途中には、こんなキツそうな岩陰もある。無理かなとも思ったけれど、そうしたゴロゴロとした岩の上を歩く私がいた。まだまだやれると思い、自信が持てたわ。

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岩に生える葉影から鳩間島を臨む。なんかね、ワクワクする。

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ゴツゴツした岩たちを越えると、また静かな青い海が広がる。水が澄んでいて本当にキレイ。

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歩き疲れて、浜辺の低木の木陰で一息。座って海を見ているだけで何も考えない。贅沢な時間だな。。。

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散歩道の途中には、散歩道に合流するけもの道のような細い道がいくつかある。この道を見つけられた人はラッキーな人。

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だって、草木をかき分けたその先には、こんな美しい海と砂浜が広がっているのだから。昨年、その道を見つけた友人はとてもラッキーな人。彼女がこの道を見つけなければ、今年、私はここを散歩してはいなかった。

月が浜のように有名ではないけれど、本当に美しい海。だから、申し訳ないのだけれど、どこかは明かさずに、秘密にしておきたい。

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けれど、残念なことに所々こうしたゴミが漂着している場所がある。表記は中国語、これは上海とあった。中国大陸から海を漂いここに流れ着いたのだろう。西表島の人たちは、ビーチクリーンという活動をとおして海の美観を守ろうとしているのだが、外からゴミがきてしまう。地球は小さくなったということなのだろうか。本当に残念。

まだまだ続く。

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2009.07.08

西表島、朝の散歩

西表島、初日の朝は晴れ!旅の間よく眠っていることもあり、この日もきっちりと6時に目覚めた。寝室からリビングのドアを開けると、まだ日の出前だったけれど、外は明るく朝日が差し込んでいる。

前日28日に梅雨が明けた沖縄地方はこの日も晴れ。本当にいいお天気が続いている。いや、沖縄地方と八重山諸島の気候は区別するべきなのかもしれない。八重山ではヤエヤマクマゼミが鳴くと梅雨明けなのだそうだ。このセミは少し前から鳴いていたらしく、地元ではもっと前から梅雨明けしている感覚だったらしい。

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夏だ。私は、夏の強い光と影のコントラスト、そして暗い廊下のひんやりとした感じが好きだ。

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テラスに出て星見チェアに寝転んで、陽が上がってくるのを待つ。。。プラチナ色の日の出。日の出を待ってから、冒険の崖を下り、月が浜まで朝の散歩に出かけた。

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月が浜の後ろから上がる太陽の光りで、浜辺に木々の長い影ができる。気温も高くなく、むしろ涼しい。朝の海はやはり気持ちがいいな。

朝の散歩で出会ったのは、ご夫婦一組とランニングする男性のみ。7月前の西表島はまだシーズンイン前。静かな朝だ。

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ふと自分の影を見ると、低い太陽の光を受けてなんて長身。自分撮りをしてみたけれど、とてもへたくそで、だから記念にはこの影を。

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1時間くらい海辺で遊んで宿に戻ると、太陽はすでに高くにのぼり、マヤグスクリゾートの緑がきらきらと輝いていた。

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8時から朝ごはん。昨夜の晩ごはんと同じく、ダイニングルームから外を眺めながらいただいた。

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この日のメニューは、お野菜がたっぷりと入ったミネストローネ、ほうれん草入りのココットたまご、厚切りトースト、グァバジュース、そしてフルーツ。ミネストローネ、美味しかった。

朝ごはんが食べ終わったら、さぁ、またお散歩にお出かけです。

続く。

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2009.07.07

西表島、昼から夜

マヤグスクリゾートは、月が浜(トゥドゥマリの浜)を臨む木々に覆われた高台にある。だから、海は見えるが直接海には出られない。海に出るには、森を抜けて行くちょっとした冒険が必要。でも、それも、私にとってはここの楽しみのひとつ。

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崖を降りて、鬱蒼とした森を歩いて行く。お天気がよいので、葉の間から木漏れ日が降り注ぎ、ちょっとした森林浴状態。

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倒れた木もあったりして、木の下をくぐったり。カサカサと音がして足下を見ると、大きなヤドカリが慌てて、”ダルマさんが転んだ”のごとくじっと動きを止める。ヤシガニのような脅威を感じる大きさではないが、ここのヤドカリはこぶし大。大きいことには変わりない。

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どんどんと歩いて行き、そして、草木をかき分けて月が浜に出る。

何度この道を歩いたかな。。。昨年はこの先に沢が出来ていて、直接、月が浜に出ることができなかった。雨が多かったからなのかどうかは、わからない。直接海に出られず回り道をしなければならなくて、だから昨年は月が浜に行く回数が少なかった。

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陽が傾いた月が浜には、ほとんど人がおらずプライベートビーチ状態。ここは他の海辺よりも波があり、男性的でもある。

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逆光の海辺は銀色に輝いて神々しささえ感じる。


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散歩を終えて宿に戻ると晩ごはんの時間。日没が午後7時半過ぎの西表島では、午後6時半はまだまだ明るい。

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マヤグスクリゾートのオーナーが創る、軽いほうのおまかせコースをいただいた。
前菜:ヤリイカのバター醤油ソースとカリカリフランスパン
   貝の醤油焼き(貝の名前は失念)
メイン:石垣牛のステーキ、ご飯とみそ汁
デザート:ちゅらイモのアイスクリームとコーヒー

前菜の2品目は変わるみだいだけど、1品目とメインの石垣牛は定番で、変わらないみたい。昨年のステイでもそうだった。

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食事を終えて外に出ると、夕闇の中にマヤグスクリゾートのシルエットが浮かび上がり、訪れたばかりの夜の深い青の中で、オレンジ色の灯りが美しかった。

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午後8時。空には、翌日に上弦となる月が光っている。

これくらいの月のあかりでも夜空は十分明るく、夜11時過ぎ月が沈んでからが星空観察の時間。

南向きの部屋のテラスからは、正面にさそり座が見える。さそりのしっぽからつながるような天の川が頭上に上がってきた。はくちょう座のデネブ、わし座のアルタイル、こと座のベガ、夏の大三角。そして北の空には大きな北斗七星。月見チェアに座り、空を見ながら友人とおしゃべり。眠くなるまで流れ星の数を競ったのだった。

続く。

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