モディリアーニ展2008

国立新美術館で開催中の「モディリアーニ展2008」に行ってきました。6月9日までの会期なのでギリギリ間に合いました。
久しぶりに行った国立新美術館は、人が落ち着いたというか、以前のような大賑わいということもなく、午前中だったせいもあり、比較的ゆっくり見ることができました。でも、ここは年齢層高し。ツアーか何かの団体さん多し。
1章 プリミティヴィズムの発見:パリ到着、ポール・アレクサンドルとの出会い
2章 実験的段階への移行:カリアティッドの人物像-前衛画家への道
3章 過渡期の時代:カリアディッドからの変遷-不特定多数から実際の人物の肖像画へ
4章 仮面からトーテム風の肖像画へ:プリミティブな人物像と古典的肖像画との統合
時代別に展示されているので、主に人との出会いの中で、彼の作品が変わっていく様子を見て取ることができます。はじめは彫刻家を目指していたこと、一番古い作品が1906年頃で一番新しい作品が1919年頃。活動期間が13年間足らずだということに少なからず驚き。調べたら35歳、作品がやっと評価されたところで亡くなったのだそう。
モディリアーニというと、細長い顔、アーモンド形の目、長い首、なで肩の女性や少女というやわらいかいイメージで、特に好きな画家というわけではありませんでした。しかし、今回の展示で印象に残る絵があり、彼に対するイメージが変わりました。
1つ目はカリアティッド。カリアティッドとは、古代ギリシャ建築の梁を支える女性像の柱のこと。梁を支えるのだから、そこには女性の本能を思わせるような、力強い女性の絵がありました。
2つ目は意志ある女性たち。アーモンドの目には、何か曖昧性を感じていたのですが、例えば通称:マリー・ローランサンと呼ばれる「女の肖像」、「珊瑚の首飾りの女」など、鼻っ柱が強そうな、あるいは、強い意志を持った女性を感じます。
モディリアーニの絵に対する世間一般のイメージは先に書いた通りなのだけれど、そういう絵に至った経緯を知ることができたり、また、彼の絵に対するイメージを変えるいくつかの絵に出合えたことは、大きな収穫でした。
先に終了した「東山魁夷展」とのペアチケットだったので、ムダにするのも勿体無いので行ってきた、という感じでしたが、ムダにせずに行って良かったと思えた大回顧展でした。
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日本橋三越で開催されている
まずスタートの埴輪の笑いがかわいらしい。ほのぼの。くったくない原始の笑みといいますか、見ていて思わずにっこりしてしまいます。
←息を吹き返した後。左がバッテリー切れのうちのカムリ。
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