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2018.02.04

レアンドロ・エルリッヒ展

先日、森美術館で開催されている「レアンドロ・エルリッヒ展 見ることのリアル」に行ってきました。


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入り口に行列ができていたので、この展示はそんなに人気なのかしら、と、混雑を心配したのですが、森アーツセンターの「ファイナルファンタジー」の行列だったようです。こちらの展示もそこそこ混雑していましたが、体験型の展示で広い空間だったため、窮屈な思いをせずに楽しむことができました。

レアンドロ・エルリッヒは、アルゼンチン ブエノスアイレス出身の現代アートのアーティストです。日本で最も知られている彼の作品は、金沢21世紀美術館の「スイミングプール」でしょう。上から見ると水の下に服を着た人が見える、でも、溺れていない。という、とても面白い作品。私も、21世紀美術館に行ったときには、上から見て、プールの下の空間に入って、楽しみました。

彼の作品は錯覚を多用しています。最初に見たときは自分の過去の常識で見てしまう。でも、変だぞ、とちょっと考えて、あーそうなんだ、トリックに気づき楽しい気持ちになります。


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この作品は一番はじめにある、「反射する港」。暗い部屋に入ると、暗い中に揺れる何曹かのボート。はじめは水が張ってあると思って眺めていると、どうやら違うことに気づきます。そして、水に映ったボートまでが作り込まれていることに気づくのです。揺れる水に映ったオールまで作り込んでいる。かなり凝っています。


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作品「クラウド」。日本列島の形をした雲、フランスの形をした雲などが展示されていました。幾層ものガラスを重ね合わせて作られている、これも凝った作品でした。


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廃校となった学校の教室が舞台の作品「教室」。部屋に入ると向かいに廃墟と化した教室が見える。その中に、自分が亡霊のように移り込んでいる。ちょっと、ぞくっとしましたね。私、黒板の中にうっすらと写り込んでいます。。。


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「試着室」。試着室の中に入ると前方と左右に姿見。自分が映っている鏡、映っていない鏡、進もうとすると進めない。進めるのか進めないのか、手探りで進むかない。トリックに気づき、ここは行けると思うと、突き止まり。彷徨うしかない自分になんか混乱気味になりました。


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この展示の最も話題になっている作品「建物」。床に描かれた建物の絵の上に、斜めに大きな鏡が設置されています。その鏡に映った自分を見ると、建物にぶら下がっているように見える。これも錯覚を活かした作品。建物の絵の上でいろんなポーズをして楽しむ人たち。これは楽しまなきゃ損。写真を撮ったり撮られたり。参加型のとても面白い作品でした。


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十分楽しんで展示の空間から出て、東京シティビューから富士山を眺めました。真っ白な富士山がくっきりと見えました。これは目の錯覚ではないですね(笑)。


レアンドロ・エルリッヒが作る現代アートは、アートは楽しいと体感させてくれる作品たちでした。金沢21世紀美術館では新しい展示の準備がされているとか。公開されたら体験しに行きたいな、と思っています。

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コメント

21世紀美術館のスイミングプールは自分も金沢に行った時に、駅から歩いて行って見ました ^^
途中で雨も降って、そのせいではないけれど面白い作品だなあと、とても印象に残っています b^^
六本木でやっているのですね。ノーマークでした ^^;
今年たくさん興味を惹かれる美術展がやって来るので楽しみです。一番はフェルメールです ^^

投稿: moz | 2018.02.10 09:18

mozさん
おすすめです。是非、カメラを持って行ってください。
フェルメールは10月の上野ですね。
私もわすれずに行きたいと思います!

投稿: moonshiner | 2018.02.12 20:24

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