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2014.10.27

須賀敦子の世界展

時間が経ってしまいましたが、先日、港の見える丘公園でバラを撮った帰り、神奈川近代文学館で開催されている「須賀敦子の世界展」に行ってきました。偶然、みなとみらい線で見た広告に惹かれて。


Img_43620

須賀さんは大好きな作家です。端正で美しい文章を書く方でした。須賀さんのエッセイを読み、観光地ではないミラノを知りました。生活者の視点でミラノ、イタリアを見ることができたのです。彼女が家族について書く文章は読むたびに感動して泣いてしまうくらいでした。なんというか、彼女が親に抱く想いが私の心のひだに触れてふるわせるのです。ああ、この想い、私にもあったと。

「須賀敦子の世界展」では、須賀さんと家族の手紙、夫となったペッピーノとの手紙(love letterですね)、仲間の作家などとの往復書簡が展示されていて、それらを読みながらまわったので時間がかかりました。が、素顔の須賀さんを垣間みることができました。

関連イベントで竹下景子さんが「ベネチアの宿」を朗読するようです。知ったのが遅かったのでチケットは完売してましたが、その場に行けなくてよかったかも。きっと竹下さんの朗読で聴いたら、私は泣いて(しかも、大泣き)してしまうことでしょうから。


Sukaatsuko

画像は世界展のページからいただきました。この画像で見るようにお洒落な方です。身につけていたものが展示されていましたが、それもとても品がいい。


帰ってきてから須賀さんの本が読みたくなり、「ミラノ霧の風景」から読み直しています。執筆活動をはじめたのは60歳を過ぎてからで10年にも満たない。出版された作品も少なく、もっともっと彼女の本を読みたかったと改めて思ってしまいました。


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