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2013.07.21

ANDREAS GURSKY

国立新美術館で開催されている「アンドレアス・グルスキー展」に行ってきました。すごい展示でした。


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きっかけはtwitterでフォローしている方のコメントで、調べてみたら、彼の作品には3億の値がついたなどとあり、また、HPに掲載されていた作品も面白そうでした。

1Eの企画展示室では、64点の作品の1点1点が、贅沢にスペースを使い展示されていました。おかげでタイトルが作品と離して貼られており、いちいちタイトルを確認しなくてはなりませんでしたが、それも作品に集中するための配慮かもしれません。

彼の作品は大きく、離れて見たり近くに寄って見たりするのですが、作品に近づきすぎると接近センサーがピーピー鳴ります。その判定もかなりシビアで、方々からピーピー聞こえてきたりします。1点の作品に近づいて見ていて、しばらくして離れて振り向くと後ろに係りの人がいたりして。私がなにかすると思ったのかしら。。。。


彼の作品は写真ではあっても現実そのものではなく、写真で切り取った世界(画像)に高度なイメージ処理をして、彼の思う作品に仕上げたもの。背景を消し、人を消し、モノを消し去る。一方で、色を作る、画像を組み合わせる。今の時代だから創ることができる作品なのだと思います。はじめに見た時のどうやって撮ったのだろうという疑問は、そのプロセスを聞いて納得に変わりました。

「パリ・モンパルナス」は縦187cm×横427.8cmの大きな作品です。モンパルナス地区のアパルトマンを題材にしてます。この作品は2つの撮影ポイントから写した画像を組合せて一つの画面を作り出したのだそうです。だから、どこを見ても正面で、限りなく平面。だからこそ、その中に写されたたくさんのカーテンの色(二つと同じ色がない)、モノ、人、空間が際立ってくるのだと思いました。

他にも「東京証券取引所」「シカゴ商品取引所II」の群衆の熱気を切り取った作品、「プラダI」、「99セント」、「バーレーンI」、「カミオカンデ」など、社会、アパレル、商業、消費、科学など、各時代のモチーフを作品にしている。そして、その作品の全てが大きいから、迫力があるんだと思います。


美術館を出て街を歩くと、はじめのうちヘンな違和感を感じました。なんだかまだ、グレスキーの作品を見ているような不思議な感じ。セブンイレブンもマンションも彼の作品のように見えてしまう。それだけ強烈だったということ。会期中にもう一度行ってみたいな。

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