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2011.11.21

書籍・阪急電車

有川浩の「阪急電車」を読みました。


Pb203346

先日のプロジェクト打ち上げで話題になった本。映画の宣伝はCMで見たことがあるけど、中身は全く知りませんでした。図書館ですぐに借りることができたので、お天気が悪かった土曜日に部屋に閉じこもって一気読みでした。

片道15分間の阪急電車で展開するストーリー。この電車の乗客たちがそれぞれの利用駅で乗り降りする中で、ただすれ違うだけでなくかかわっていく様子を描いたオムニバス的なストーリー。ブツ切れ感が全くなく、オムニバスのひとつひとつがこの「阪急電車」を構成する大切なエピソードになってます。だから一気に読み終えてしまったのでしょう。話の展開もとてもよくて、すがすがしい読後感。読んでよかったと思える、そんな本です。

面白いと思ったのは、電車には折り返しがあるように、ストーリーにも折り返しがあること。往きの電車の中、かかわりを持つことでそれまでの自分から変わるきっかけをもらった人は、帰りの電車でそれを次の人にも分けていること。それが、

”電車を降りたところで人生の機微を味わっていた”

という言葉になって表現されている。女子大生と仕事ができるOLが同じ言葉を言うあたりがおかしい。この二人だけでなく、他のエピソードの人たちの後日談を聞きたいと思いました。


でもね、山手線ではムリかなぁ。山手線で人生の機微と言ってみてもねぇ。やっぱり私鉄かなぁ。でも、メトロはムリかな。東急はどうでしょうね。。。


最後に、阪急電車はえんじ色の車体のクラシックな電車なのだそうです。被写体としてもなかなかなようで、機会があれば沿線散歩でもしてみたいものです。もしかしたら、そこならば、人生の機微があるかもね。

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