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2010.12.11

ラテに感謝!

知人がブログで書いていた本、図書館で借りて読んでみました。

マイケル・ゲイツ・ギル
「ラテに感謝!−転落エリートの私を救った世界最高の仕事−」

原作:MICHAEL GATES GILL
原題:How Starbucks Saved My Life

タイトルその通りのお話。とても読みやすく、週末を入れて数日で読み終えてしまいました。

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有名な広告代理店に勤める白人エリートが、60歳を過ぎてある日レイオフを宣告される。そしてふと入ったスターバックスで、若いアフリカ系アメリカ人女性が店長を勤めるスターバックスに採用される。トイレ掃除からはじまり、レジをつとめ、バリスタをやり、そして、彼がこれまで接することがなかった人びと、仕事をするプロセスの中で、新たな志向、生き甲斐を見いだしていく。

一度挫折した中年おじさんが、新しい環境で再生していくお話。それを軽いタッチで描いているので冒頭に書いた通り、とても読みやすかったです。オレ様的に、こうやって成功したではない。彼がお店の仲間(パートナーと言っていた)やお客さんに向ける温かな目、特に、自分への憐憫がなくなった後半がよいです。正直、前半は、ことあるごとに、前はこうだったような思い出の語りがあり、そこは"へー"くらいにしか思えなかった。でも、それも、鼻持ちならないヤツだったことを読者に知らしめるには必要要素ではあったのですが。。。

週末、この本を某所のスターバックスで読んでました。この本の世界を改めて感じてみようと思って。結果は。。。この本に登場するパートナーたちはとても生き生きしていて、キャラが立っていた。けど、日本のスターバックスは、きちんとしていて気持ちはいいけど、上品に収まっているというか、なんというか、本にあったような”熱”が伝わってこない。お客さんとお店のrelationshipが希薄なのかな。

パリもそうなんだけど、Cafeやパン屋に入ると、利用するお客さんとお店の強いrelationshipを感じることが多々あります。それが感じられないって、どうしてなんだろう。私だけなのかな。それとも、文化の差なのだろうか。。。本を読んだ後で、ふと考え込んでしまいました。

また、本の中に、スターバックスでは「尊敬と威厳」を持って相手に接するとありました。サービス業だから当然ではなくて、関係性の基本ですね。翻って、私は仕事、プライベート、そうやって接しているだろうか。今の自分の境遇も考えさせられた本でもありました。

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