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2010.03.01

春の和菓子

三月ですね。今日は春を思わせる暖かな一日でした。

さて、昨日のこと、用事があり、東京マラソンの時間帯を避けて銀座へ。そのついで、季節の和菓子を見つけて買って参りました。

午後の陽射しの中、ぬくぬくした部屋で、春の和菓子をいただきました。この時期のブログに毎年書いているけれど、私はこの時期には必ずさくら餅を食べているみたい。あんこが苦手なので和菓子はあまり食べないのだけれど、やはり、その季節にはその季節の和菓子を少しだけ。

今年は京都の和菓子屋、仙太郎さんの和菓子。

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まず、さくら餅。道明寺餅を桜の二枚葉ではさんださくら餅。その桜の葉からのぞいている色づけしていない関西風の道明寺餅は、ピンクに色付けた道明寺餅よりも中のこしあんがお餅に透けて、なんか素肌っぽくて艶があって色っぽい。

柔らかく塩漬けした桜の葉は、お餅とあんの甘みとよく合っている甘辛感。それがまた渋めの緑茶とよく合うんだなぁ。。。

さくら餅を食べていて、ふと何故だか桃の葉風呂を思い出しました。幼い頃、汗をかくとよく汗疹を作っていました。そんな時は決まって、庭にたらいを出して、庭の桃の木の葉を浮かべたお湯で行水をしたものです。この桜の葉の香りは、その時の桃の葉の香りを思い出させたのでした。

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そして、よもぎ餅。よもぎのお餅の間につぶあんがはさまった素朴なカタチなのだけど・・・

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美味しい!すっごく好み。和菓子屋さんで買ってきたよもぎ餅で、こんなによもぎを感じたことはありません。それはまるで、実家にいたときに、家族でよもぎを摘んできて自宅で作ったよもぎ餅のような懐かしい味。既成なのに手作りを感じさせてくれるよもぎ餅でした。

仙太郎の和菓子は、そんな懐かしさを感じさせてくれる季節の和菓子。仙太郎の包み紙にある「身土不二(しんどふじ)」という言葉。身体(健康)と土(風土)とは別物ではない。自分が生まれ育った処の風土(環境)が育む食べ物が一番馴染み易く、身体に優しくおいしいという想いからつけたのだそう。

だから、懐かしいと思うのかな。いい和菓子屋さんに出会えました。

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