"So Long" ならいいのに
昨日、歌手の川村カオリさんが亡くなった。
乳がんで、ずっと闘病しながら活動を続けていたそうだ。享年38歳。あまりにも若過ぎる。
昨日に彼女のブログを見た時は400くらいのコメントだったのに、先ほど見たら8000を超えていた。
私が彼女を知ったのは、もうずーっと前、竹野内くんが初主演したドラマ「WITH LOVE」だった。ドラマの中で、彼女は竹野内くん演じる作曲家・長谷川天(たかし)の昔の恋人・リナ役。設定は、バンドのヴォーカルだった。
"So Long"と書かれたてるてる坊主を残して、ある日突然消えてしまったリナ。天に恋愛のトラウマとなるような傷を残したリナ。奔放で危うい。ドラマの役柄が彼女のイメージと重なっていた。

急に彼女の歌が聴きたくなり、「WITH LOVE」のオリジナルサントラを引っ張りだして聴いている。ハスキーボイスでちょっと哀しげに、心にズシンとくる骨太の歌を歌う人だった。特に彼女の活動を見守っていたわけではないけれど、ドラマの印象が強烈で、ずっと覚えていた。
彼女が壮絶な感動と言ってブログに載せた詩がある。
ラビンドラナート・タゴール『果物採集』より 石川拓治訳
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危険から守り給えと祈るのではなく、
危険と勇敢に立ち向かえますように。
痛みが鎮まることを乞うのではなく、
痛みに打ち克つ心を乞えますように。
人生という戦場で味方をさがすのではなく、
自分自身の力を見いだせますように。
不安と怖れの下で救済を切望するのではなく、
自由を勝ち取るために耐える心を願えますように。
成功のなかにのみあなたの恵みを感じるような
卑怯者ではなく、失意のときにこそ、
あなたの御手に握られていることに気づけますように。
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一体、どんな気持ちで彼女はこの詩を読んだのだろう。
今度の別れは、"So Long" じゃない、本当のお別れ。
ご冥福をお祈りします。

























































































































































































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