« 運動不足、解消なるか? | トップページ | 黄昏時 »

2008.09.02

リビング・ウイル

竹野内さんが出演している「Tomorrow-陽はまたのぼる-」を見ている。はやいもので、来週はもう最終回。さて、どうなるのか?

30億もの赤字をかかえる市民病院を救おうと、戦う医師や看護士たち。つい先日、赤字による銚子市民病院の閉鎖のニュースを見て、フィクションなんだけど、フィクションじゃないのだと思いました。

ストーリー的には「それはありか?」と突っ込みたくなる場面もありましたが、ドラマ全体のトーンが好きで、ずっと見ていました。竹野内さんの、スーツ姿や白衣姿も、もちろんよい。スーツ姿を見る度に、この人は、なんてスーツが似合うのだ、と惚れ惚れしてしまう。

ドラマのことをブログに書こうと思っていなかったけれど、今回のテーマ「尊厳死」、その中の、リビング・ウイル(尊厳死の宣言書)について、考えさせられたので、少し触れてみようかと。

尊厳死については知っていたけれど、リビング・ウイルなるものがあることは知りませんでした。

以下、全文。

私は、私の傷病が不治であり、且つ死が迫っている場合に備えて、私の家族、縁者ならびに私の医療に携わっている方々に次の要望を宣言致します。

この宣言書は、私の精神が健全な状態にある時に書いたものであります。従って、私の精神が健全な状態にある時に私自身が破棄するか、又は撤回する旨の文書を作成しない限り有効であります。

①私の傷病が、現代の医学では不治の状態であり、既に死期が迫っていると判断された場合には、徒に死期を引き延ばすための延命措置は一切おことわりいたします。

②ただしこの場合、私の苦痛を和らげる処置は最大限に実施して下さい。そのため、たとえば麻薬などの副作用で死ぬ時期が早まったとしても、一向にかまいません。

③私が数ヶ月以上に渉って、いわゆる植物状態に陥った時は、一切の生命維持装置を取りやめてください。

以上、私の宣言による要望を忠実に果たしてくださった方々に深く感謝申し上げるとともに、その方々が私の要望に従って下さった行為一切の責任は私自身にあることを附記いたします。

ドラマには、この続きがありました。

自分は尊厳死を望むけれど、貴方がそれに耐えられないなら、心が落ち着くまで私を生かしておいてください。死んでいく自分より、生きている貴方の気持ちを大切にして欲しい。

ここで、泣けた。ドラマなんだけど、心の強さ、相手への思いやりを感じた。

実際、すごく難しい。父はリビング・ウイルを残していなかったけれど、生前からずっと嫌だと言っていた。死期が迫った時、家族みんなどうするか迷った。そして、父の気持ちを尊重したのだけれど。けれども、本当にそれでよかったのか。本当は、そんな父を見たくなかった家族の弱さだったのではないか。。。時々思うことがある。

自分はリビング・ウイルが書けるだろうか。ずっと考えている。

|

« 運動不足、解消なるか? | トップページ | 黄昏時 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/109180/42362464

この記事へのトラックバック一覧です: リビング・ウイル:

« 運動不足、解消なるか? | トップページ | 黄昏時 »