鹿児島の旅・2日目。いよいよ霧島神宮です。
●レトロなダグリ岬
朝日・夕日が美しいダグリ岬に建つボルベリアダグリに泊まったのに、曇りで朝日も見えず。それでも雨が上がった翌朝は、周囲を探検してみようと早朝散歩にでかけてみた。
この一体は公園(ダグリ公園)になっていて、道を挟んでダグリ岬遊園地がある。私が行ったのは早朝/夕方だったので、動いている遊園地は見ていない。人がいない、笑い声や歓声が聞こえない、乗り物の音がしない、止まった遊園地はなんだか不思議な感じ。
外から見ると、ボルベリアダグリも遊園地も時が止まったようで、ひと昔前の光景を見ているような錯覚さえも。シーズンオフのダグリ海水浴場もさびしく怖い感じ。。。でもこのレトロな感じは嫌いじゃない。
●気持ちがいい道
ボルベリアダグリから霧島神宮へは昨日来た道を戻る。昨日も書いたけれど、この道がいい。天に向かって開けた感じ。お天気が回復に向かっていて、降り注ぐ光に萌えるような緑が痛いくらい美しい。
運転をしながら、あまりにも私が、素晴らしい!いいねぇいいねぇこの道!と喜んでいるから、はじめはそれに応えていた母もそのうち反応しなくなり。。。
それでも、この道の感じはね、、、などと話すものだからきっとうんざりしていたに違いない。
と思っていたら、私が何も言わないと、「もう飽きちゃったの?」などと聞いてくれて、なんだちゃんと聞いてくれているじゃないと、my motherの愛情を嬉しく感じるのです。母も内心とてもいい気分だったのかもしれない。
●霧島神宮の凛とした気
石段、朱のお社、そして両脇のかえでなどの緑のコントラストが美しい霧島神宮の参道。晴れてよかった。
そしてその奥、美しい朱塗りの霧島神宮。本殿、拝殿、登廊、勅使殿、そして、背後には霊峰・高千穂峯が天聳え立っている。参道から御社殿まで歩く間にも霧島神宮のすっと立ち昇る気を感じる。ここには、アマテラスの孫に当たるニニギノミコトが祭られている。日本史の一番はじめに習った日本創生。神々の国。
樹齢800年、樹高35メートツ、幹囲7.3メートルの霧島杉の御神木は、本当に神が宿るがごとく神々しい。
社殿は極彩色のゾウや架空の動物の装飾が美しく、西の東照宮と呼ばれることもある、とか。こうした朱塗りは本州の色とは少し違う感じがする。なんというか、エネルギーを感じる。
緑の木々と朱塗りの美しさに感動し、まっすくな気を感じて気持ち新たにした霧島神宮でした。
●素朴な美しさ、鹿児島神宮
神宮めぐりは続く。霧島神宮に続き、少し離れた鹿児島神宮へ。
ニニギノミコトとコノハナノサクヤヒメノミコトの間に生まれたヒコホホデノミコトを祭る鹿児島神宮は、霧島神宮と比べると人もまばらで静かで落ち着いた神社。その控えめなたたずまいが好ましい。
本殿の天井。草木や野菜が描かれた天井が、素朴なのだけれど美しい。あまりの美しさに、撮ってから撮影はご遠慮という表示に気づいたほど。。。
しかし本殿の朱塗は、霧島神宮と同様、本州よりも沖縄の首里城に通じるものがある。南国の神宮独特ののびやかで艶のある美しさだな、と思いました。
●Nostalgie KAREIGAWA Station
是非とも行ってみたかった嘉例川駅。明治36年開業、105年の間ずっと旅人を向かえ、送り出してきた木造の駅舎なのだそう。
今は無人化されて誰もいない。ぽつんと、だけどなんだかあたたかい感じがする。
普通列車も走っているけれど、観光列車の「はやとの風」が鹿児島中央駅と吉松駅嘉例川駅を往復していて、ちゃんと嘉例川駅で停まってくれる。
なんてことないホームなのだけど、このひなびた感じがなかなかレトロでよいのですね。
なんと、駅を見ていたらラッキーなことに「はやとの風」がホームに入ってくるではないですか。 この深いグリーンの車体がとてもレトロな駅に合っている。しばらくデジカメで撮影会。

5分ほど停車したかな。出発の合図とともに「はやとの風」はホームを出て行ったのです。列車の中も明るい色の木で作られていてとてもいい感じ。一度乗ってみたいものです。
ということで2日目終了。いよいよ次は、桜島です。
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