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2007.09.21

祝婚歌

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吉野弘・作 「祝婚歌」

 二人が睦まじくいるためには

 愚かでいるほうがいい

 立派すぎないほうがいい

 立派すぎることは

 長持ちしないことだと気付いているほうがいい

 完璧をめざさないほうがいい

 完璧なんて不自然なことだと

 うそぶいているほうがいい

 二人のうちどちらかが

 ふざけているほうがいい

 ずっこけているほうがいい

 互いに非難することがあっても

 非難できる資格が自分にあったかどうか

 あとで

 疑わしくなるほうがいい

 正しいことを言うときには

 少しひかえめにするほうがいい

 正しいことを言うときには

 相手を傷つけやすいものだと

 気付いているほうがいい

 立派でありたいとか

 正しくありたいとかいう

 無理な緊張には

 色目を使わず

 ゆったり ゆたかに

 光を浴びているほうがいい

 健康で 風に吹かれながら

 生きていることのなつかしさに

 ふと 胸が熱くなる

 そんな日があってもいい

 そして

 なぜ胸が熱くなるのか

 黙っていても

 二人にはわかるのであってほしい

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高校時代からの親友が今日入籍しました。

急に決まったのと、朝一番、メールで報告です。彼女らしい。こんな連絡も今風です。

そんな彼女に、吉野弘さんの「祝婚歌」を贈ります。

思えばいつも私の数歩先を歩いていた彼女。

私と彼女の関係がこんなにも長い間続いてきたのは、とんがっていた私に大きな心で接してくれたあなたのおかげ。

やっと今まるくなって並んで歩けるようになったのに、また少し先を歩いてしまうのね。

おめでとう。末永くお幸せに。

そして、これからもよろしくね。

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