« その想いが私を動かす | トップページ | 東京ミッドタウン能狂言 »

2007.09.18

リーダーの条件

今夜は涼しくて過ごしやすい。こんな時は秋を実感します。

画像は、銀座ミキモトに植えられていたコスモス。昨日撮りましたが、昨日は暑くてコスモスもうんざりだったことでしょう。でも今夜は涼しくて快適なのではないかしら。。。

Img_91921

さて、同じく昨日のことですが、日経新聞の企業面、「経営の視点」という枠に、<安部辞任が映すリーダーの条件>というタイトルで、西條郁夫編集委員の記事が出ていました。

政治にも企業にも共通するリーダーの条件について、興味深かったので書いておきたいと思います。

まず、経営学者のピーター・ドラッカー氏の「大統領のための六つのルール」という論文を挙げています。

ドラッカー氏は、米大統領が成功する条件の筆頭で、

「したいことではなく、しなければならないことをせよ」

と説いているのだそうです。

それを受けて、安部政権は、しなれけばならないこと(=年金への取り組み)ではなく、したいこと(=戦後レジームからの脱却)を率先してしまったことで後手に回ってしまったと、同編集委員は書いています。

そして、このルールは、経営にも当てはまり、経営者は「したいこと」リストはたくさん抱えているが、それを野放図に推し進めれば、当然いずれは行き詰る、と。。。

Img_91951

また、政権投げ出しについても無責任さを批判するが、今の日本企業にも、「お坊ちゃん」と言われた安部政権と同じひ弱さがあるのではないかと指摘しています。

ここでは、産業再生機構で多くの企業再建を手がけた富山和彦氏の

「真剣勝負で負けを経験した人間こそ企業のトップにふさわしい」

という言葉を挙げています。

負けを経験することで、ストレス耐性や自分を管理するための『知恵』を身に着けることができると。

この言葉、少し前に見た映画「プロヴァンスの贈りもの」で、ヘンリーおじさんが言っていた言葉、

「勝利から学ぶものは何もない。

 だが敗北は知恵を生み出す。

 大事なのは、負け続けないことだ。」

と重なります。

負けたことがあるリーダーこそ、リーダーの力量と組織の浮沈が直結してしまうシビアな企業活動の中で、果敢にトップダウンでモノが言えるということ。

でも、一度負けてしまうとなかなか浮上できないのも企業の常。そこが難しいとも書かれていました。

困難に対処できる知恵を持ち、やるべきことをトップダウンでできる人。それがあるべきリーダーの姿ということになるのかしら。

しかし、現実は、リーダー選びを誤った結果、政権は失敗。その代償は大きくて、審議すべき法案がたくさんある中で、現在国会は休会中。

その中で自民党総裁選で奔走する候補者二人。なんだかなぁ。。。相変わらずちぐはぐだわね。。。

|

« その想いが私を動かす | トップページ | 東京ミッドタウン能狂言 »

ニュース」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/109180/16495701

この記事へのトラックバック一覧です: リーダーの条件:

» ドラッカーの一言 [fujisakitomoya.com]
私の経営の師匠ピーター・ドラッカーの言葉にこんな言葉があります。   「ひとつだけのこと、 一番大切なこと、それをとりあげて、 それが終わるまで 他の事に目を向けないこと」 これって成功す...... [続きを読む]

受信: 2007.09.19 10:22

« その想いが私を動かす | トップページ | 東京ミッドタウン能狂言 »