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2007.09.20

BIOMBO/屏風 日本の美

Img_92051

昨日の話になります。「東京ミッドタウン能狂言」の開演まで時間があったので、サントリー美術館で開催されている、「BIOMBO/屏風 日本の美」を見て来ました。

新しくなったサントリー美術館は今回がはじめて。

同じ六本木の国立新美術館と正反対の、クローズドの静かで落ち着いた空間でした。

人も適度、丁度よい間隔でチェアやソファが置かれており、ゆっくりと自分のペースで作品を見る環境が整っています。

作品数に対して料金が割高な感じはしますが、いい美術館だと思います。

「BIOMBO」とは「屏風」のこと。今回の展示は、

 1.屏風の成立と展開

 2.儀礼の屏風

 3.BIOMBOの時代 屏風に見る南蛮交流

 4.近世屏風の百花繚乱

 5.異国に贈られた屏風

 6.海を越えた襖絵と屏風絵

という6つのテーマで屏風を紹介しています。

何しろ大きいですから、近くに寄って細部を見て、離れて全体を見てと、大きく動きながら屏風を見て行きました。

屏風って不思議ですね。装飾品、鑑賞品であると共に、ある階級の人々にとっては家具といいますかその1つだったのですよね。

暗くライトで照らされた展示室の両側、ガラスの中に展示された金色の屏風たちの眺めは壮観でした。

二曲一双、四曲一双などの屏風もありましたが、やはり六曲一双が一番安定しています。

特に気に入ったのは、6.海を越えた襖絵と屏風絵セクションの狩野雅楽助之信筆「松下麝香猫図屏風」。

両方の図屏風に描かれている猫がおちゃめでかわいい。

この図屏風は普段はサントリー美術館とボストン美術館に分かれているのですが、今回の展示で久しぶりに両方の猫たちが合うことができたのだそうです。

東京ミッドタウンに行ったついで、1時間でもサントリー美術館で豪華絢爛な屏風たちを見て静かな時間を過ごすというのも、なかなか大人な過ごし方ではないかと思います。

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