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2007.05.04

星の王子さま展

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午前中に用事を済ませ、午後はひんやりとした部屋で読書という休日を過ごしています。

お買い物のついで、松屋銀座で開催されている「星の王子さま展」を見てきました。

星の王子さまは、ずーっと前にDVD付きの絵本を買って、それ以来です。

会場には「星の王子さま」のお話に沿った展示と共に、サン=テグジュペリの写真、手記、ミュージカルの衣装などが展示されていました。

 ・これ何に見える?

 ・自分のことしか考えない人たち(王様、うぬぼれ男、呑み助、ビジネスマン、地理学者)の5つの星

 ・飼いならされたいきつね

 ・ワガママな一輪のバラ

 ・星々のきらめきは王子さまの笑い声

など。何度も読んで知っているお話。それぞれのエピソードが持つ意味を思い出しながら見て回りました。

会場はただ見るだけではなく、体験できるようになっています。

本来ならば子供がやるものなのでしょう。担当の男性と目が合ってしまい、やりませんか?と誘われてトライ。

光る赤いボールを持ってスクリーンの後ろを歩く私。するとボールから王子さまを星々に運ぶ鳥たちがスクリーンに映写されます。音楽と映像がなんてキレイ。

また、別の部屋では、ある場所に立って両手を挙げて伸びをして左右に体をそらすと、それに合わせてキラキラと天井のライトがきらめき鈴の音がします。これは、王子さまが笑っている5億の鈴のイメージ。

「砂漠と向き合う人生」というコーナーがありました。

サン=テグジュペリ自身郵便輸送のパイロットで、砂漠で過ごした時間も長かったようです。

彼の職業や砂漠には危険なこともあったようで、それは「夜間飛行」や「人間の土地」を読んで知りました。

見渡す限り砂漠。砂しかない世界。会場で目をつぶりその果てしない時間を想像。

砂漠の朝焼けや夕陽がどんなに美しいかは写真で見て知っている。心の目で見てごらん、そこに水を隠しているから砂漠は美しいんだ、という声が響く。

それでも、やはり、砂漠と向き合う時間を想像することは、私を途方に暮れさせました。

寓話はそこに厳しい事実を隠している。童心に戻った気持ちと大人の気持ちとがないまぜになった時間。なかなか感慨深い展示でした。

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コメント

このイベント、すっかり忘れてました。。。
7日までですか。。。
いけるかな??
星の王子さまは著作権が切れた昨年あたりから、新訳本が凄まじい勢いで出版されてますね。
なかでも、辛酸なめ子さんの本は、なかなか興味深いらしいですよ。

投稿: HR-Miller | 2007.05.04 21:47

こんばんは。
最終日はGW明けの月曜日。17:00で終了です。
行けそうですか?
新訳本が出るのは著作権が切れたからなのですか。。。
なるほど、勉強になります。
ちょっと探してみたいと思います。

投稿: moonshiner | 2007.05.05 22:18

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» 「星の王子さま」 [Everything will be all right!]
前の記事にも読んでいることを書きましたが、やっとでこの本を読み終えました。 本 [続きを読む]

受信: 2007.05.04 21:54

» サン=テグジュペリの星の王子さま展 [がんばらない、でも、あきらめない]
昨日、訪れた松屋銀座の『サン=テグジュペリの星の王子さま展』 あらためて『星の王子さま』の良さを思い起こさせてくれました。 おとなにもこどもにもすべての人に伝わる真に優れた作品というのは 自分の内面と向き合えるような寓話であると僕は思います。 ... [続きを読む]

受信: 2007.05.05 22:16

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