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2007.04.28

The Queen(クィーン)

Queen_1

映画、「クィーン」を見ました。

英国王室とダイアナを取り扱った話には全く興味が無かったので、見るつもりではなかったのです。

しかし、予告編が面白そうだったこと、そして、エリザベス二世役でオスカーを獲ったヘレン・ミレンが見たくて行ってきました。

ヘレン・ミレンの貫録勝ち。彼女を見るだけでも見に行く価値がある映画だと思います。

女王の品格。冷静沈着、威厳。そして、孤高。

一方で、自ら4WDの運転もするし、川に乗り入れて車が故障した時も故障原因が分かってしまう。メカに強いとは知りませんでした。

どんなことにも動じない女王が唯一動揺したのは、信頼していた英国民と自分の間の意識の違いを知った時。

ダイアナの死に沈黙を決め込んだ王室。王室に対する批判。

「王室は冷たい」と言われようが、そんな批判はマスコミが作り出した一過性のもの。それに踊らされる国民じゃないと思っていた。しかし、沈黙する王室への批判は高まるばかり。

若くして即位し、ずっと女王として生きてきた。一番国民を理解していると思っていたのに。。。

そのショックが大きく、悩んだ末、王室のためにブレア首相の提言を受け入れ、ダイアナを弔ったのでした。

そこに至るまでのエピソードが、人としての女王を大変魅力的にしていました。

そして、本当にその通りなのかどうかはわかりませんが、英国王室の人間模様が面白い

夫・エジンバラ公と母・皇太后はダイアナ嫌いの悪者?

息子・チャールズ皇太子は、思いやりのある夫・父親というように振舞いつつも、実は自分の保身を考えている人。

頼りにするのが就任後人気が高かったブレア首相。自分とあなたは「新しい人」と、母親を悪者にしてブレアに擦り寄る。

それを「気味が悪い」、というブレア首相。。。いや、面白い。

伝統の英国王室。骨のある伝統は強い。その骨がクィーンなんですね。

伝統の中では、ダイアナがいた時間はほんのわずかな時間でしかない。

伝統が伝統でありつづけるために、時々そこに違う風が吹くことは健全なことなのでしょう。この経験を通して女王も少し変わった。

ラストの女王とブレア。実際の関係はどうなのかは知りませんが、一緒に危機を乗り越えた二人は母と息子のよう。

さて、イギリスの人たちは、この映画を見てどんな感想を持ったのでしょうね。。。

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