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2007.04.06

花のまわりに

Flower1

長田弘「まだ失われていないもの」

 何かがちがってくる。
 風があつまってくる。
 陽差しがあつまってきて、
 やわらかな影が、そこに集まる。

 見えないものがあつまってくる。
 ふと、騒がしさが遠のいて、
 それから、音もなく
 明るい塵があつまってくる。

 すべてがそこにあつまってくる。
 花のまわりにあつまってくる。
 ふしぎだ、花は。
 すべてを、花のまわりにあつめる。

 匂いのように、時間が
 蜜のように、沈黙が
 あつまってくる。
 ことばをもたない真実がある。

 空の色、季節の息があつまってくる。
 花がそこにある。それだけで
 ちがってくる。ひとは
 もっと率直に生きていいのだ。

詩集「黙されたことば」より。詩人、長田弘の詩です。

先日「街に花を」を書いた時に、コメントをいただいた方が、「花の街」という素敵な詩を教えてくれました。だから私も花にまつわる好きな詩を。

Flower2_8

透明な明るさにあふれていて、静止した景色の中に微かな風がすーっと吹くような、彼の詩の中でも、特に好きな詩です。

Flower3

昨年の今の時期、淡路島に行った時に撮ったものです。

花博ではじめて訪れて以来好きな場所となっていて、年に最低1回、多くて3回くらい行っています。

こにはいつも花があります。

特に今の時期の花桟敷は、デージーやチューリップ、菜の花などがきれいに咲いているのでしょう。

残念。。。今年は行けそうにないから、丸の内でチューリップ。

深呼吸。さあ、もっと率直に生きてみよう。

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