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2007.04.08

全力で生きている感じ

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(先日行った東京国立博物館のしだれ桜)

桜の季節は、全力で生きている感じがする。

いつか終わる時が来るという切なさ。その刹那を全力で生きるのだと思う。

仕事をはじめ他の事々にも終わりがあり、それを目指して全力で頑張るのだけれど、それは全力で生きることとは違う。

全力で頑張ることと全力で生きることは、全く別のことのように感じる。

全力で頑張る気持ちに切なさはない。逆に、全力で生きる感じに達成感はない。

この感覚は、恋をしている時に似ているかもしれない。

恋をしている時は、確実に全力で生きている。切なくて、刹那的。だから全力。

でも、そんな時間を長く続けることは難しい。なぜならば、全力で生きることはとても疲れることだから。

だからそうなる前に、もっとゆったりとした愛情に移行させる。

でも、それがうまくできない時には終わりがくる。

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桜は自分の<時>を知っているから、自分で終わらせてくれる。

散る美しさを見せつけて、もうすぐ桜の時が終わる。

だから私も、全力で生きている感じを少し眠らせよう。

また次に桜が咲く時まで。

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