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2005.11.04

サバイバルできる男

好みの男性は?と聞かれたら、そう答えると思います。お洒落な男も仕事ができる男もいいけれど、サバイバルできる男がいい。

サバイバルできるということは、体力だけではなくて、<生きる知恵>を持っているということ。西表島の大自然の中で人間の基本だと思いました。それは、都会でも原生林の中でも海の中でも同じ。

iriomote_island22日目、エコツアーのインタープリター・山下さんがそんな人。シーカヤックの指導、干潟歩き、マングローブ、ピナイサーラの滝への原生の山を歩く中での説明。地元の人でそれを職業としているのだから当然かもしれないけれど、山下さんのサポートは頼もしく、安心感がありました。エコツアーだけではなくて、この人はどんな場所でもサバイバルできるだろうなと。

一方の私。アウトドア似合わないなぁ、とガックリ。カタチから入る人間としては、お借りした上下のウインドブレーカーが似合わないことが不満。自然の中でそんなの見ている人いないでしょうに、自意識過剰ですね。アウトドアが似合う女になりたいと強く思ったのでした。(笑)

そんなことは置いておいて、はじめてのシーカヤックはマングローブに何度か突っ込みながらも、転覆もせず乗りこなしました。特に帰り、ブレーキングを覚えてからはスイスイです。漕げるようになると周囲を見渡す余裕ができて、水の視点から見たマングローブの群生や原生の山は、雄大で素晴らしいものでした。

知っていますか?マングローブは植物の名前ではなくて熱帯や亜熱帯の河口域などの塩性湿地に生えている植物の総称なのです。オヒルギ、メヒルギ、ヤエヤマヒルギ、ヒルギダマシ、ヒルギモドキなどの7種。悪い環境に適合できるように、自分を変えていった強い植物たちです。海水に浸かっても大丈夫なように塩分を浄化できる機構を備えたなんて、植物の生き残るための適合能力は感心してしまいます。

それは、原生の山歩きで見た他の植物たちもそう。生き残るためにしっかり根を張り、太陽の光りをたくさん受けるために上へ上へ伸びていく。ある時は共生し、またある時は自分が生きるために他の植物を絞め殺すこともする。そこに生きている植物たちも生物たちもサバイバーなんですね。

pinaiカヤックを降りて、険しい道を30分程度歩いて辿り着いたピナイサーラの滝は気持ちがよいところでした。マイナスイオンが満ち満ちて、目を閉じて滝の音をじっと感じて、そして深呼吸。ここでのお昼は大きなおむすび2つ。ふだんお米を食べない私も完食。美味しかった。そして昼食後、来たコースを戻って帰りました。

エコツアーに参加して、この原生の山々を残さなくちゃいけないと強く思いました。これまでは、リゾート反対、開発反対という運動を耳にすると、ただ漠然と自然は残さなくちゃいけないものだと思うだけだったのです。しかし、実際にその中に入ってみて、守ること残すことは私たちの義務なのだと実感しました。あれをみたら、守りたいと思うはず。是非とも、多くの人たちにそれを感じてもらいたいと思います。

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コメント

遅ればせながら、おかえりなさい。
西表に行かれてたんですね。
いい旅行だったようで、なによりです。
私の三浦や横浜のしょぼい海の写真に比べて、こちらの画像は素晴らしいですね。
私も沖縄行きたいなぁ。。。
そうそう、西表のエコツアーでこの山々を守らなければならないと感じたとのことですが、私が屋久島に行った時も同じ思いにかられましたよ。
神秘性がそう思わせてくれたのかもしれないです。

投稿: HR-Miller | 2005.11.05 21:12

こんんばんは。ただいまです。
屋久島に行ったことがあるのですね。
田口ランディの「ひかりのあめふるしま屋久島」を読んで以来、私もいつか行ってみたいと思っている地です。
ヤクスギもいいけれど、是非、コケを見に。
そうですよね、人が作り出せないものに対しては、人は謙虚でなければ。。。

投稿: monnshiner | 2005.11.06 00:26

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