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2005.08.09

皇帝たちの行進

empPenguin_catalog シネスイッチ銀座で『皇帝ペンギン』を見てきました。映画館の外はうだるような暑さ。映画の中は、COOLな南極大陸の映像。涼みました(笑)。

映画は、ともすると単なるドキュメンタリーになってしまうところを、南極の厳しい自然の中で、一組のカップルが誕生し、子供を産み、育て、そしてまた別れて行く様子を中心に、皇帝ペンギンたちの生態をストーリー仕立てにして描いています。

彼らは何度も行進します。

 はじめは、冬のはじまりの3月。結婚相手を探し子供を産むために、海から離れた繁殖地へ向かう行進。約20日間。隊列を組んだ数千羽の大キャラバンです。

 次は、子供を産んだ母ペンギンたちが、卵を父ペンギンに託し、餌を見つけに100キロ先の海へ向かう行進。そして、餌を見つけて再び繁殖地へ戻る行進。彼女たちは、子供を守る父ペンギンの体力が尽きる前に戻らなければなりません。

 次は、母ペンギンと入れ替わりで餌探しに向かう父ペンギンたちの行進。彼らは子育て4ヶ月間の絶食で極限まで体力が衰えた者たち。体力勝負の危険な行進です。

 その一方で、母ペンギンの温かな羽毛から抜けだした雛たちの元気な行進。仲間とあちこち遊びまわります。

 最後は、夏になり親ペンギンたちはそれぞれ元の場所へ、雛たちは親元を離れて海へと向かう別れの行進。親たちは次の冬の再会を誓って別れます。

行進は皇帝たちの本能。<種の存続>という単純な理由。そこに行かないと子供が産めないから。そこに行かないと餌が無いから。だから、彼らは短い足で、おぼつかない足取りで、時には腹ばいになって氷上を滑って(トボガンという)懸命に進みます。いのちをかけて。

copenguin逆に、海の中のペンギンは水を得た鳥(?)。弾丸のよう。上に下にピュンピュン泳ぎます。流線形の姿は本当に美しい。

それにしても、、子ペンギンがかわいいこと!右の画像の後ろのポスターが子ペンギン。父ペンギンの足の間からひょっこり顔を出した時は、もう本当にかわいくて。。大人にならないで、このままでいて。

餌をねだられようが、泣き声がうるさかろうが構いません。家に連れて帰りたいくらい本当にかわいかった。映画が終わって衝動的に子ペンギンのぬいぐるみが欲しくなったのですが、どうやら売切れてしまっているようで、仕方なく写真を撮るだけで我慢。

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» 皇帝ペンギン [ほな部日誌]
 かわいらしい音楽にのって、オープニングが始まる。ドキュメントというよりフィクションとして、心が作品に入っていく。  夏にひんやりとした気分になれます、という売り方をしているようだが、当たり前だが冬のイメージが全体を包んでいた。クリスマスとか、年末に観たい。  とてもシンプルな夫婦の、親子の愛の話だ。それを軸に、あらゆるアングルから、どうやって撮ったんだろうと幾度も思わせる角度からペンギンたちを優しく見... [続きを読む]

受信: 2005.08.09 21:00

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