« ディスカバリー打ち上げ成功 | トップページ | TEQUILA SUNRISE »

2005.07.30

怠惰

夏風邪は時々咳が出るだけになり、ほぼ治りました。今後冷房の当たりすぎには気をつけようと思います。

朝起きて、新聞を取りに外に出た時のむっとした外気に何もする気がなくなり、部屋に閉じこもって、午睡と読書と買っておいたDVDを時々見るだけの一日でした。休日でよかった。ウィークデーだったら、仕事もサボリたくなりますから。。

昔は怠惰な時間を過ごすことが悪いことと思っていたから、こうして怠惰で生産性が無い時間を許せるようになった自分に、なんだか大人になれて良かったと思うのです。甘やかすこと、甘やかされることは、大人の特権ではないかと思うのです。

『冷静と情熱のあいだ』を観ました。江國香織の作品はいくつか読んでいるけれど、彼女の作品には、甘やかし、甘やかされる女性が多く登場します。『冷静と・・・』の<あおい>もそんな女性。映画ではその辺があまり描かれていなかったけれど、原作のあおいはそんな女性。愛され、甘やかされて、幸せなはずなのに、幸せになりきれない。それは、過去に大恋愛をした<順正>とひどい別れかたをしたから。

reisei_blu reisei_rosso reisei_dvd

この作品は、同じストーリーを、辻仁成が男の側から書いた「Blu」と、江國香織が女の側から書いた「Rosso」で構成されています。映画は順正(竹野内豊)の語りだったので、男性の視点で進行したように思います。

2000年5月25日、あおいの誕生日にフィレンツェのドゥオーモで逢おうという、しあわせだった時の約束。その約束だけをあてにして過ごす順正。あおいもその約束を忘れていなくて、彼らは約束どおりにそこで再会し、そして別れます。原作ではその後の彼らについては含みを持たせて終わりますが、映画ではそこから1歩踏み出して、順正があおいを追ってミラノに行き、列車を降りたあおいを迎える順正のこの上のない笑顔で終わります。竹野内さんの笑顔を見て、あー観て良かったと思えたのでした。

江國香織の作品は大好きですが、そこには独特な世界観というか恋愛観があり、読んでいるうちに深く物語りの中に沈み込んでしまいます。仕事が忙しくなければ問題ありませんが、仕事が忙しい時にはまってしまうと仕事中にもの思いにふけってしまうので困ってしまいます。

|

« ディスカバリー打ち上げ成功 | トップページ | TEQUILA SUNRISE »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/109180/5234601

この記事へのトラックバック一覧です: 怠惰:

« ディスカバリー打ち上げ成功 | トップページ | TEQUILA SUNRISE »