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2005.06.13

ル・コルビュジェ

土曜日に、テレビ東京『美の巨人たち』」で、ル・コルビュジェの「小さな家」を放送していました。前にも1度この番組でコルビュジェを見た記憶があるので、取り上げられたのははじめてではないと思います。

コルビュジェが、隠居するご両親のために建てたレマン湖畔の小さな家。究極のミニマリズム。「バリアフリー」を既に実践していたような造り。それだけではなく、周りの環境に合わせて住まうこと、採光、借景、屋上庭園、犬の遊び場や猫のお昼寝場所まで造ってしまう遊び心。あんなお家なら住みたいと思いました。

私がはじめてコルビュジェを知ったのは、津田晴美さんの本『住まい方は、生き方』を読んで。津田さんもこの中で、この「小さな家」を絶賛していました。しかし、津田さんが参考にされた本『小さな家』(森田一敏訳・集英社)によると、コルビュジェがこの家を建てた後、地元の町が「あんな家は自然を冒涜するものだ。今後は建てちゃいけない」という条例を出したのだそうです。この「小さな家」が建てられたのは1925年。日本はまだ大正時代!奇異な建物と映っても仕方がないかもしれませんね。

でも、だからこそ唯一無二。その当時からこんな家を造ってしまったこと、それが今でも古臭くないこと。コルビュジェは凄い!、としか言いようがありません。

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» ヨーロピアン・モダン/ル・コルビュジェ [phototravel]
ここんとこサボりぎみだったので…今日はさらに紹介しますさっき紹介した建築の4大巨匠の一人です「ル・コルビュジェ」スイス出身のフランスの建築家である彼は、著書のなかで「住居は人が住むための機械である」と述べ、『レスプリ・ヌーボー』誌でピューリスム(純粋主...... [続きを読む]

受信: 2005.11.29 22:53

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