2009.07.11

西表島、やり残した宿題(前編)

旅も後半になり4日目、西表島ステイ3日目。そしてこの日は、昨年の旅でやり残した宿題を果たす日。一年前からこの日を楽しみにしていた。

宿題とは、國井健二さんが主催するMellemau RESORT(メレマウリゾート)のメラマウ・ビーチ・ツアー。 一日一組限定のボートを貸切り、西表島を思いのままに過ごすプライベートツアー。費用はそれなりにかかるけれど、日本でこんなツアーに出会ったことがないし、希望を聞いてアレンジしてくれるということで、それだけの価値はあると思い、西表島行きを決めた時に申し込んでおいたのだった。いわば、この旅のメインイベント。

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2日目のマヤグスクリゾートの朝ごはんは和食。朝がゆが美味しい。今年はアーサーではなくてワカメのおかゆ。美味しくておかわり。デザートにはマチェドニア。しっかり食べて、さて、宿題をしにいこう。

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Mellemau RESORTの車がマヤグスクリゾートまでお迎え。車の車種は忘れたけれど、ガタイが大きいアメ車。中も広くて居心地がよい。船長さんの奥様が運転手。かわいらしい方。8月には第一子誕生とのこと。

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車は租内の港へ。港では、このボートと精悍に日焼けした若い船長さん(國井さん)が出迎えてくれた。一日、このボートと船長さんが、西表島の水先案内人。

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ボートは港を離れ、西表島の海を疾走する。強い風を受けて気持ちがいい。梅雨が明けた西表島の上には、夏!という感じの真っ青な空と雲が広がっている。

走らせる途中で、船長さんが西表島の説明をしてくれた。裸で過ごすおじいがいる島、横から見るとゴリラに似ていてゴリラ岩と呼ばれる崖。

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海の色と深さは比例する。真っ青な海上を走り、間もなくエメラルドグリーンの海域に出た。透明度が高くて海底が見えるよう。キラキラしていて本当にキレイだ。

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水着に着替え、ここでシュノーケル。船長さんが前を行き、海中でも書けるボードで出会った魚の名前を教えてくれる。真っ黒のビロードのような手触りのナマコを触らせてくれたりもした。

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サンゴの家にはたくさんの魚が住んでいる。ちゃんとテリトリーを持って、集団で暮らしている。私たちが邪魔をして編隊を壊しても、ちゃんと元通りになる。面白い。

食べられそうな魚、目で愛でるだけの魚。そのどちらも青、赤、黄色、、、鮮やかな色。

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國井さん。さてさて、何を探しているのでしょうか?答えはこの後編にて。

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それから二本目のシュノーケルスポットにボートで移動。網取という、西表島では有名なダイビングスポット。再び準備をして潜ると海水温が少し低い。

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海中を覗くと、眼下にはテーブルサンゴが広がっていた。なんて美しいのだろう。。。この美しさはどんな言葉を使っても伝えられないと思う。潜ってみないとわからない。

そしてそして、ここでウミガメに出会った。海の中をゆうゆうと泳ぐカメを見ると、のろまなカメなんて言葉は無縁。少しでもウミガメに近づきたくて頑張って泳いだけれど、追いつかない。負けました、ウミガメさん。

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ウミガメを見送った後で、ふたたびテーブルサンゴに戻り、色とりどりの魚たちを眺める。見飽きない。ずっと見ていたいと何度思ったことか。。。

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海からボートに上がり、次の場所へ。次はどこに向かうのか、、、お楽しみに。

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2009.07.10

西表島、遊びのあとで

炎天下、冒険ともいえる2時間近くのお散歩を終え、歩いた足を休め涼もうとたどりついた場所。

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白い螺旋階段が目に眩しい、なかゆくいというお店。なかゆくいとは、調べてみると、沖縄のことばで「ひとやすみ・なかやすみ」という意味らしい。私たちもひとやすみ。

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港から宿までの途中にあり、昨年はなかったお店。午後1時から5時までのオープンだから、開いている時間に合わせて行かなければならない。ドアを開けて中に入ると、天上が高い広々とした空間にナチュラル系のソファとチェアが置かれている。居心地がよさそうなお店。

私は自家製のジンジャエール。少し甘くて、ちゃんとショウガのお味がして、ショウガで少しからだが温まる。いやそれよりも、炎天下もお散歩を終えて店に入り、まずは出されたグラスのお水をがぶ飲み。西表のお水は本当に美味しくて、いくらでものめてしまう。

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なかゆくいで涼んで、宿に帰るべくお店を出た。バスに乗るべく道沿いの歩道を歩くと向かい側では、のんびりと草を食む牛たち。のんびりとした島の午後だ。

こちらのバスは、バス停でなくても手を上げればどこでも止まってくれると聞いた。それを実践してみると、本当だ、バス停でないのにちゃんと停止してくれた。こんなの都内では絶対に無理。

宿に戻り、シャワーを浴び、美しい日没が見られるお店に晩ごはんを食べに出かけた。

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ドリンクは、八重泉の梅酒。料理は、島らっきょう、枝豆、島豆腐と島野菜のサラダ、セーイカの刺身、ラフテー。島らっきょうは臭くなるけど美味しくてついつい食べてしまう。ラフテーはビーフシチューのような感じで、美味しくはあったが、やはりちゃんとしたラフテーが食べたかった。

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食事をしながら夕日を待っていると、雲の中に隠れた太陽が爆発するように光りを放っている。それがドラマチックでとても美しい。この日は、海に沈む太陽が見られるかと期待したのだが。。。

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海の上には見えないけれどやはり雲があったようで、これで精一杯。海に沈む夕日を見るのは、本当に難しい。とりあえず、瞬間見えた夕日を。

その後宿に戻り、前日と同じように、流れ星の数を競い、眠くなって眠りについた。たくさん歩いて、海を見て、充実した夏の日だった。

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2009.07.09

西表島、密かな散歩道

島の遊び方はたくさんある。西表島2日目は何も予定していない一日だったのに、結果的には忘れたがたく大切な思い出の一日となったのだった。

それは、友人が昨年偶然にたどりついた海の話からはじまった。宿の方と話をしていて、点と点がつながり、そして壮大なお散歩コースとなったのだった(意味不明につき、申し訳ございません)。

大切にしておきたい場所だから詳しく書けないけれど、これも西表島だ、という厳しくも素敵なお散歩道だったので画像中心に書いておきたい。

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スタート地点は、星砂の浜。竹富島で一緒になった写真家さんから、「西表島の星砂の浜は、シュノーケルで美しい魚が見られる」との情報を得て、竹富島滞在中から行こうと決めていた。午前11時、満潮時を見計らい、高台にあるペンション星の砂のダイビングショップでシュノーケルセット一式を借りて、シュノーケルスタート。

ビーチエントリーで海に入ると、海水はお湯状態。ぽかぽか温かく気持ちがよい。浅瀬は足湯のようだ。こんなところで泳いでいる魚たちが湯だってしまわないか、心配になるほど。

どんな魚がどこにいるか地図で教えてもらい潜ったのだが、指された場所にイソギンチャクとカクレクマノミはいなかった。頑張って探したけれど見つからずにがっかり。。。でも、他にブルーやイエローなどのいかにも熱帯な魚を見て、とりあえずは満足。

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正午過ぎに海から上がり、先のペンションに併設されたレストランでお昼ごはんを食べた。レストランの前のテラスから見る星砂の浜は、確かに石垣島の川平湾に似ていた。

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お昼ごはんはソーキそばとゴーヤスカッシュ。ゴーヤは青汁っぽいものを想像したのだけど、飲んでみるとゴーヤのにがさや青臭さはほとんとなく、さっぱりと飲むことができた。デザートには、ブルーシールの紅イモのアイスクリームを。

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そして炎天下、私たちのお散歩がスタート。

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散歩コースからは、遠くに鳩間島が見える。最近、最後の小学生と中学生が石垣島に転校したため、鳩間島の小中学校は在籍数がゼロになり、学校は休校になってしまったらしい。

ドラマ「瑠璃の島」で見ていた島は近くに見えるのに、なかなか行くことができない。鳩間島訪問、いつかは実現させたい。

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お散歩コースの途中には、こんなキツそうな岩陰もある。無理かなとも思ったけれど、そうしたゴロゴロとした岩の上を歩く私がいた。まだまだやれると思い、自信が持てたわ。

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岩に生える葉影から鳩間島を臨む。なんかね、ワクワクする。

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ゴツゴツした岩たちを越えると、また静かな青い海が広がる。水が澄んでいて本当にキレイ。

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歩き疲れて、浜辺の低木の木陰で一息。座って海を見ているだけで何も考えない。贅沢な時間だな。。。

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散歩道の途中には、散歩道に合流するけもの道のような細い道がいくつかある。この道を見つけられた人はラッキーな人。

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だって、草木をかき分けたその先には、こんな美しい海と砂浜が広がっているのだから。昨年、その道を見つけた友人はとてもラッキーな人。彼女がこの道を見つけなければ、今年、私はここを散歩してはいなかった。

月が浜のように有名ではないけれど、本当に美しい海。だから、申し訳ないのだけれど、どこかは明かさずに、秘密にしておきたい。

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けれど、残念なことに所々こうしたゴミが漂着している場所がある。表記は中国語、これは上海とあった。中国大陸から海を漂いここに流れ着いたのだろう。西表島の人たちは、ビーチクリーンという活動をとおして海の美観を守ろうとしているのだが、外からゴミがきてしまう。地球は小さくなったということなのだろうか。本当に残念。

まだまだ続く。

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